世界経済の成長は、アメリカの消費、つまりアメリカの貿易赤字に
よっているところが大きいと思います。
サブプライム問題で、アメリカが不景気になると、
その影響は、じわりじわりと世界経済に波及してくるでしょう。
サブプライム問題による直接的、間接的に発生している
現在の急激な下降基調以外の問題として、です。
その影響は、金融と直接関係ないはずの、優良企業にも
及んでいき、経済の停滞が長期化する恐れがあると思います。
日本は、(実感の伴わない?)ゆるやかな景気拡大状態に
あるはずですが、米国の景気後退に引きずられる恐れが
十分にあります。
サブプライム問題は、爆弾を抱え続けた状態なので、
ここ数年は、不安定な経済が続くのではないでしょうか。
ユーロ圏でのサブプライムの影響が、これ以上拡大しなければ
ドルが弱まって、ユーロが強くなっていくことが予想されますが、
予断を許さない状況かもしれません。
ただ、米国も政府やFRBが思い切った手を打とうと
し始めているので、比較的早期に収集されるかもしれません。
その場合でも、2008年前半は下降停滞し、回復は
速くても2008年後半からではないでしょうか。
これからの注目は、中東、シンガポール、中国、韓国の
ファンドの動きです。